2011年9月21日水曜日

北電「やらせ」 解明に至らず 道議会・代表質問終了・・・北海道新聞

北電「やらせ」 解明に至らず 道議会・代表質問終了-北海道新聞[政治]
定例道議会代表質問が20日、終了した。北電泊原発(後志管内泊村)3号機の増設や、プルサーマル計画をめぐる同社の「やらせ」指示問題などを全会派が取り上げ、与野党問わず厳しい批判を繰り広げた。ただ、北電の第三者委員会の調査結果が出ていないことが壁となり、事実解明には至らなかった。

 「組織的な関与や、恒常的な『やらせ』が疑われる事態に至ったことは誠に遺憾」。20日の代表質問で、与党である公明党の佐藤英道氏(札幌市北区)は北電批判を展開。中間会派フロンティアの織田展嘉氏(石狩市・石狩管内)も「北電への不信感が広がっている」と手厳しかった。

 16日に代表質問を行った民主党・道民連合と自民党・道民会議も北電の姿勢を取り上げ、「北電不祥事追及議会」の様相を呈した。これに対し、高橋はるみ知事も「第三者委で調査した上で、道民の信頼回復に努めるよう強く求めていく」と繰り返し答弁するにとどまった。

 代表質問を受けて各会派は、10月上旬に第三者委が調査結果を出した後、北電幹部を再び特別委に参考人招致する方針。<北海道新聞9月21日朝刊掲載>

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