2011年9月27日火曜日

「ぐうたら号」で道東一周の旅=北海道〔地域〕・・・時事ドットコム

時事ドットコム:「ぐうたら号」で道東一周の旅=北海道〔地域〕
JR北海道旭川支社は23日から25日まで、北見駅開業100周年の記念イベントの一環として「道東一周ぐうたら号の旅」を実施した。お座敷仕様の記念団体列車を使い北見駅を23日午前8時39分に2両編制で出発、3日間かけ道東を遠軽、旭川、富良野、釧路と反時計回りに一周し北見に戻った。途中旭川と釧路で1泊し、鉄道ファンや旅好きの45人が参加した。
 北見駅は1911年に野付牛駅として開業、25日に100周年を迎えた。北見駅で行われた「ぐうたら号」の出発式で、豊田誠JR北海道旭川支社長は「皆さまのご支援でこの日を迎えることができました。楽しい旅、安心・安全をお客さまにご提供することを改めて決意します」と力強くあいさつ。小谷毎彦北見市長は「北見の歴史は北見駅から始まりました。北見の中心として100年間活躍していただいたことに市民としても感謝申し上げます。今後の駅の発展をご祈念します」と述べた。
 和歌山県から駆けつけた41歳男性会社員は「個人でも申し込めるのがいい。酒を飲みながらごろ寝を楽しみます。5日間休みを取ってきました」と語った。赤ちゃん連れの北見市の家族は「お座敷仕様なので周りに気兼ねしなくていいと思い、10カ月の娘を連れて参加した」という。雑誌を読んだり、談笑したり、トランプをしたり。列車内で参加者は思い思いの時間を過ごした。
 JR北海道旭川支社によると、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地で有名な幾寅駅にも停車。参加者は駅前にある映画のセットを背景に記念撮影した。オホーツク海に一番近い北浜駅では、好天に恵まれ展望台から知床連山まで一望できた。摩周駅では名物駅弁の「豚丼」を味わい、川湯温泉駅では足湯を楽しんだ。(2011/09/27-10:04)

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